還元くんのお茶タブレット
コロナが始まった頃から発売されたこの商品。コアなファンも多いようです。
もちろん私もいつも持ち歩いています!
ほうじ茶味のタブレットなのですが、これがまたもの凄く美味しい。
お茶のカテキンが体にとても良いというのは、勉強会などでも説明されていることですが、この「いいところ」を携帯用にしてしまったという。。
「携帯用のお茶を作りました」と言われた時に、私は昔駅弁と一緒に売っていたプラスチックに入ったお茶をなぜか想像してしまいました(笑)。
(今考えると、あれはプラスチックが熱湯に溶け出してすごく体に良くない物だったんじゃないかと想像)
そうじゃなくて「お茶のタブレット」。
へー。
「甜茶飴」とかよくありますよね。
あれと一緒?
あの類のモノ、私は自分で試してあまり効果を感じられなかったので、人にも勧めていなかったのです。なので、若干疑いの眼差しで開発者のお話を伺ってました。
でもこのお茶タブレット、考えに考えて作られたモノだということがわかりました。
ちょっと話は逸れますが・・
桔梗(キキョウ)と甘草(カンゾウ)という2種類の生薬が合わさった「桔梗湯(キキョウトウ)」という漢方があります。
桔梗は痰や化膿をとり、甘草は炎症や痛みをやわらげてくれるのですが、これらがいっしょに働くことで、腫れて痛んだ喉に対して、よりよい効果を発揮してくれます。
街の薬局で売っていたり、病院などで処方してくれる桔梗湯は「エキス顆粒」と言って、成分を顆粒状にしたものです。
この顆粒の飲み方には少しコツがあって、「顆粒を喉の痛む部分に貼り付けるようにしてしばらく滞在させて、唾液か水で少しづつ飲み込む」か、「桔梗湯をぬるま湯に溶かしてガラガラをうがいをした後そのまま飲み込む」。
あ。
これと、この「還元くんのお茶タブレット」は一緒なのかな?と思いました
タブレットの形にしたのはなぜ?
・口の中で、ある程度の時間滞在できるようにするため
(お茶カテキンは、人にとって良い微生物は残し、そうでないものは上手く排除する)
・お茶の成分が壊れないようにするため
(飴だと作る過程でかなりの高温をかけてしまうので、有効な成分が壊れやすい)
・携帯用にするため
(バッグにも入れておき、いざという時すぐに口の中に放り込める)
・そんなにガブガブお茶ばっかり飲めない!という人のため
(水分制限のある人もいる)
カロリーはどうですかね?
1粒で3.4キロカロリー。
・・・あまり実感が湧きませんが、ぶどう(巨峰)1粒あたりが大体7.6キロカロリーなのでブドウ1/2粒分ですか(笑)
巨峰は皮や種の部分にポリフェノールが多く含まれてますが、食べる時「大事な部分は捨てちゃうのか・・」と思いながらいつも食べてました。
しかし、このお茶タブレットなら、お茶のポリフェノールである茶カテキンを丸ごと取れて、なおかつ低カロリーなのですね。
開発者の勉強会で話されている「お茶の良さ」を100%コンセプトにした「還元くんのお茶タブレット」。
ほうじ茶味というのもいいですね。香ばしくて、口の中に入れるとなんだかリラックスできます。
このリラックス効果も狙ってのほうじ茶味なのかなー?とわたしは勝手に思っています。