「還元くんで作ったお茶の電位が段々下がらなくなってきたんです」
時々こんな質問があります。
還元くんは自然の摂理で作られているため、
夏は活発に活動し冬は若干のんびりモードになります。
生き物のような振る舞いをしますが、これが「自然」ということですね。
人間である自分のことを振り返ってみても、夏はやたらに朝早く目が覚め、
冬はなんだか昼間も眠い。。一緒ですね。
そんなわけで、夏は3、4時間で出来ていた還元茶が真冬になると
24時間以上かかるということはザラにあります。
しかし、きちんと時間をかけて作った還元茶なのに
夏のものよりも電位が下がらない。
これはまず、電位計の酸化皮膜を疑いましょう。
電位計(ORPメーター)はとても繊細で、
先端の小さな計測部分(金属)に段々と膜が張ってしまうのです。
この膜がついている状態だと、電位をうまく測ることが出来なくなっていきます。
なので、「段々と電位が下がりにくくなってきた」ということが起こります。
これは還元くん側の問題ではなく、計測機器の問題なので
しっかりとメンテナンスをしてあげてください。
機械によって、先端に細かいヤスリをかけるもの、強いアルカリ性の液体に浸すもの・・など色々あります。
ORPメーターのお手入れ方法などはこちらの記事にまとめてあります

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ちなみに、開発者によるとORPメーターで計測する数値は
「マイナス50」を示せば十分とのこと。
勉強会などで開発者が使用している還元茶は
マイナス500などの数値を示していますが
ここまで出なくても全然大丈夫なのでご安心を。