還元くんの蓋について
以前の還元くんの蓋は、木とコルクで出来たものでした。
職人さんが一つ一つ手作りで製作。
しかしながら、昨今の世界情勢の関係でコルク部分の材料が調達不可となってしまったそうで、2022年頃から下記写真左の仕様になっています。
上の木の部分はそのままですが、コルクの部分は全てシリコンになりました。
さて、新しいタイプの蓋の残念な所と良い所をみてみましょう。
新タイプ還元くんの蓋の残念なところ
素材感
個人的な感想ですが、旧仕様の蓋の方が「自然な感じ」がしました。
コルク部分を覆うため、白く薄いシリコンはありましたが、さほど気になりませんでしたね。
重さ
新蓋は下の部分が全てシリコンのため、ちょっと重さがあります。
手持ちの蓋の重さを測ってみたところ、同じ口径のもので
旧蓋:23g
新蓋:47g
でした。
おおよそ倍の重さになっています。
完全な水洗いは不可
上の部分は木のままなので、大胆に水に浸して丸洗いはできません~
やはり、上の部分は固く絞った布などで拭いてあげるにとどまります。
新タイプ還元くんの蓋の良いところ
還元くんに飲み物を入れすぎても(多少)安心
還元くんに飲み物を入れるのは肩まで・・というのが原則なのですが、勢いあまって首のあたりまで入れてしまい、そのまま蓋をするとコルク部分に水分が吸収され、ブヨブヨになってしまうというのが旧蓋の悩みではありました。
直接水分に触れる可能性のコルク部分がシリコンになったことで、上記のような心配はなくなりましたね。
還元くんの注ぎ口にピッタリフィットする
これは材質の特徴だと思うのですが、今までのものよりも「蓋」!という感じがします。
もともと還元くんの蓋は、軽く注ぎ口に乗せてあればホコリよけの役割を果たしてくれる・・という感じの存在で、あまりガッツリ押し込まなくても良かったのです。
が、「どうしてももう少しきちんと蓋をしたい」という方が少なからずおり、このニーズは新蓋では満たされると思われます。
ちなみに、蓋をしてもしなくても、還元茶の出来具合に違いはありません。
口径が一目瞭然
シリコン部分をよーくみると、「32」と書いてありますね。
還元くんの蓋は実は3種類あります。
口径別に「30」「31」「32」と呼んでいます。
今までの旧蓋はこの区別がわかりづらかったため、ショップから蓋を購入してくださった方には「お手持ちの還元くんの注ぎ口の口径を教えてください」と必ず伺っていました。
(購入してくださった方もお手間だったと思います・・)
これからは、蓋の裏の数字をお選びいただければピッタリ同じものを直ぐにお送りできます。
まとめ
旧蓋になじみのある還元くんユーザーの皆様は、ちょっと違和感を感じるかもしれません。
が、使ってみると案外快適です。
コルクの蓋は在庫が終了次第、新規のものに移行していくそうですよ。
旧蓋タイプの還元くんをお持ちの方で新たに還元くんを購入された皆さん、新しい蓋に変わっていてもビックリしないでくださいね(^^)
蓋をご購入希望の方はショップよりどうぞ!